IT業界における女性比率は低いものの、着実に増加している傾向にある。特に20代の女性がエンジニアやプログラマとして現場に現れることが増えてきている。
しかし、その後に結婚等を理由にして現場を離れてしまう人が多い。
現状としてIT業界の最前線で働くのは仕事に明け暮れることが必要とされているため、育児や家事との両立が難しい状況があるからである。

一方、IT業界において活躍できるような技術者としての能力を身につけていることから、こういった女性にとっては育児の合間に在宅で仕事をするという道も開かれている。
Web制作やアプリ開発はビジネス業界で必要とされている仕事であり、javaを勉強することによってその需要を満たすことができる。
エンジニアやプログラマとして現役で働いたことがある女性であれば、こういった仕事を請け負って家事の合間の時間で遂行していくという仕事の道もある。

実際に、そういった形でフリーエンジニアとして働く女性も登場してきている。
比較的子育てが忙しいうちには仕事を請け負うことよりもjavaのようなトレンドの開発言語を勉強することに注力し、余裕が出てきた頃に仕事を始めるという計画を立てることも可能である。
家庭で過ごさなければならない時間が多いからこそ、それを計画的に利用して仕事につなげることは重要な観点であり、今後の女性エンジニアや女性プログラマの働き方として注目すべき方法となっている。